【主演二人より準主役が目立ってた】仮面の王イ・ソン感想

キム・ミョンスくん（エル）が出ているので視聴しました。

このドラマ、本当に良かったです。

歴史ロマンス的なドラマ好きなのですが、『麗』よりは軽く、『雲が描いた月明かり』などよりは重みがあり内容が濃く、とっても満足できる内容だったと思います。『太陽を抱く月』くらい夢中で見たかな。

ありえないようなんだけれど、脚本がすごく良くできている。

キャストについては、主演ももちろん良かったけれど、脇を固める俳優陣のキャラクターが（敵も含めて）魅力的すぎて！

わたしは主演の二人よりそちらが強く印象に残りました。

ヒロインのキム・ソヒョンちゃんは可憐で聡明なヒロインがぴったりで演技も上手なので言うことなく

ユ・スンホくんもかっこよく人柄の良い王がはまっていて良かったんですが・・・

でもね、王の替え玉となるもう一人の世子を演じたキム・ミョンスくん。

凄かった！いつも見る爽やかな美青年とは打って変わり、こんな姿初めてみた！と・・・。

貧しい水売りの息子から王の替え玉として偽の王になった後、どんどん人が変わって（王の座を手に入れようと）狂ったようになってしまう姿に、ちょっとゾッとしました。

ミョンスくんを嫌いになってしまいそうなくらい・・・それくらい、迫真の演技でした。

ユ・スンホくんの本物の王より、替え玉として辛い時間を過ごしたミョンスくんの王に同情したり心配したり・・・。気持ちを持っていかれました。

それから、ミョンスくんと同じく準主役でもあるユン・ソヒさん。

ユ・スンホくんを巡って、キム・ソヒョンちゃんとバチバチのライバル関係かと思いきや？

一途な想いで彼をこっそり助け、彼からの愛は望まず、自分の命よりも彼が大切。という姿が健気で圧倒されました。

これはヒロインより、素敵だったよ〜。ラストも切なくて・・・逆にヒロインより目立ってしまったのでは？

もちろん、その他にも凄みのある敵の親分や、王の護衛や側近などもみ〜んな魅力的。

一話一話、すごく充実していて楽しめる、壮大な歴史ロマンスドラマだと思います！

キムミョンスくんの新たな一面を見られたのも良かった〜。