
話数が少ないのと、スリリングで面白い内容にあっという間に視聴できます。ロマンスはほとんど無いのですが、脚本が秀逸なので、視聴を強くお勧めしたいです。
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感想
宇宙人が人間に何かする、または地球を侵略する系のSFものなのかな、と思っていましたが宇宙人はきっかけに過ぎず、人間の尊厳だとか、いろいろ考えさせられるテーマのドラマでした
2部構成になったドラマの筋書きはすごくよくできていて、韓国ドラマやっぱり面白い!脚本家すごいなぁってうなった作品でした。
でも決して楽しく見られたわけではなくて、これで良かったのかな。。って考えさせられるそんな結末でした。
双子の男児(ジングくんが弟)が人間の姿をした宇宙人と遭遇し、しばらく父、祖母とその宇宙人で暮らします。
その宇宙人はとても賢く、小さい時に死に別れたお母さんの記憶が薄れてきて悲しんでいるジングくんのために、母の記憶を鮮明に取り出せる仕組みを残すんです。
双子の父は脳科学者で、その技術を知り驚愕。
研究仲間のところに彼女を連れて行きますが、それ以来帰ってこなくなってしまいます。
この脳のシステムを、PTSDの治療に早く運用できるように危険な人体実験を進めようとする研究仲間と、それを止めようとする父親とで対立が起こってしまっていたんです。
帰ってこない父を、宇宙人に拉致されたと思いノイローゼのようになり探す双子の兄。
そんな兄もまた失踪してしまい、弟(ジングくん)が兄を探す話しが一部です。
35年後、兄を探す間に事件に巻き込まれて失踪してしまった弟(ジングくん)を、刑事になった兄が探す話が二部で。
ドラマの一番最後に、一部と二部が繋がります。これが見事!!!
やっと出会えた兄弟。ふたりはどんな姿で再会できるのか。
ドラマとしてはハッピーエンドな終わり方だったと思うのですが、わたしには悲しく感じたエンディングでした。
視聴後に、ほかの方の感想をいくつか読んだのですが、やはりハッピーエンドと感じた意見が多かったように思います。
自分だったらどうするかな?と子供や家族に差し替えてしばらく考えてみてしまったドラマでした。
近い将来、こういう問題に我々もぶつかるよね。とも感じました。
とにかく、ドラマの作りが素晴らしく話数も短めなので、長めの長編映画を見ているかのように一気に見られます。
ヨジング くんの学生の役が年相応で、普段の彼はこんな感じなのかな?と思いめぐらせたりしながら視聴できたのも良かったです。
SFとはいえ、宇宙人が侵略とかそういう内容でないある意味社会派なドラマでした。
他の視聴者がどんな感想を持ったかも気になります。
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◎ジングくんの作品はどれもはずれなしです