
ヤンセジョン君扮する若きシェフがヒロインのために作る料理の数々に、毎回「おいしそ〜〜」と注目して視聴しました。
美味しそうなお料理が出てくるドラマって、医療ものドラマと同じで見るのが楽しく好きなジャンルです。
ソヒョンジンさんが演じるアシスタント作家の仕事も、韓国ドラマ鑑賞を趣味にしているわたしにとって興味深く、何年も目が出ない作家のたまごたちが、このように有名な作家の元で働いているんだなぁと単純に関心を持って視聴しました。
一方のヤンセジョン君扮するジョンソンは、才能あふれる若きシェフ。年上のヒョンスに一目惚れし気持ちをストレートにぶつけ、愛を注ぐ役を抜群に上手く演じています。
ジョンソンがレストランで作るフランス料理ももちろん素晴らしいのですが、それより魅力的だったのが、ヒロインに自宅で振る舞う料理や、差し入れするお弁当、おやつ。常に、相手のことを考え、甘いものがほしいだろうとキャラメルを作ったり、辛いスープが食べたいヒロインに振る舞ったり・・・。気持ちのこもった料理の数々は見ていてため息ものでした。こんなに想われて羨ましい〜。
ヒョンスもジョンソンも、お互いを好きでありながら、仕事のタイミングやお互いの気持の強さ(それがタイトルの”愛の温度”にあたるのかな?)というものが障害になり、一度別れてしまいます。
そうなってみてはじめて、「彼をこれだけ好きだった」とうろたえ、涙するヒロインに共感しました。
あれだけイケメンで才能もあり、尽くしてくれた彼だもの当然だよね。なぜ逃した!!と怒りまではいかないものの、ヒロインの態度に共感できない視聴者も多かったと思います。
でもきっと、彼女のタイミングではそうだったんでしょうね。
そんなヒロインに思いを寄せ、仕事の面でも援助する役をキムジェウクさんが好演されていました。
若きシェフ、ジョンソンの才能にも目をつけ、弟のように可愛がり援助する姿、こういう世界を知らないのでアーティストに投資したりってこんななのかな?って最初、キムジェウクさん扮するジョンウがゲイなのかと思ってしまっていました… ヒロインを好きになって安心(笑)
このドラマを見て料理の次に印象的だったのが、ジョンソンの母と、ヒロインの関係でした。
家庭環境が複雑で、息子にお金をせびったり男の問題でジョンソンを悩ませる母親。
夫から受けたDVで心を病んでしまい、息子にしか頼れないこの母親とジョンソンの関係を見て、ヒロインが彼に話した言葉がとても心に残っています。
「お母さんが幸せにならないと、あなたが幸せにはなれない。」
そして、ヒロインは彼女のお母さんにとてもよく尽くすのです。
自分の両親より彼のお母さんの話し相手になり、買い物につきあったり…
それが私にはとても新鮮で(自分には出来ない…)、彼に対しての深い愛を感じたポイントでした。
自分の生きる道を見つけ、キラキラともう一度人生を始められたジョンソンのお母さんには本当にホッとした気持ちになりました。
大きな事件があるわけでもなく、愛する人に出会い、すれ違って別れ、また再会し…という大人な恋愛の中に、脚本家、料理人、投資家と、いろいろな仕事も見られるのがとても面白かったです。
とにかく、料理の数々を見るだけでも、癒やされると思います。
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